Serge de Nimes COLLECTION = 小 物 =

WAREHOUSEのモーターサイクルジャケット


 

 #これはわたしの友人所有のものです.興味があったので借りてレポートします.

 それにしても,めっきり寒くなりました.もうバイクに乗ってると,日ごろ気づかなかった,寒さがあちこちに...たとえば,パンツのすそを5センチ切ったからそこから風がビュービューとか,袖口から風がいっぱい入ってくるとか.バイクではほんとに風がつらいっす.「防風対策」こそモーターサイクルジャケットの重要なポイントではないでしょうか.

■シットリ...?■

 とりあえず,まずは全体像から.このジャケットはナイロンのキルティングになってます.そのナイロンがえらいシットリしてます.なぜだか湿度を感じます.キルティングの厚さは1センチぐらい.かなり薄いといえるでしょう.

 色は,オレンジ,黒とありました.これは紺です.サイズはS,M,Lとありました.

 これはLだけど,かなり小さいです.身長が175センチもあるとLじゃ小さいのではないでしょうか.すそは割と長いです.

 色は最初はオレンジとか赤がこのデザインにはすごくいいのではと思いました.なぜなら←こういうワッペンついてるから.だけど,あまりにそれではそれらしくなってしまうので,ここはひとつ黒にしよう!という意気込みでOT&Eにいきました.

 しかし実際に見てみると,OTのサイトで見るよりも,紺のほうが赤いボタンとの相性がよくて,結局紺にしました.

 この赤いボタンかなりかわいいですが,NSR乗りの知人いわく前傾姿勢で乗るバイクにはこのボタン邪魔Σ( ̄口 ̄;ってことでした.

 ガソリンタンクに傷がつくので,上野のバイク街なんかで売ってるジャケットはできるだけ,こういうボタンは付けないようになってるそうです.

 また,袖についてる白いラインはリフレクターになっています.部屋を暗くしてみるとぼんやぁーり光ります.それを写真に撮れるかと思ったんですが,←こうなっちゃいました.

 

■防風対策■

 いよいよ防風対策です.シットリのナイロン地はわりと目が詰まってて大丈夫そう.OTの店員の方がバイクで八王子まで帰っても暑かったぐらいっていってました.でもキルティング部が薄いので,「どうかなぁー」って半信半疑でした.

 が,実際にわたしもこれでバイクに乗ってみると,かなり暖かい!

 ボタンの下にはファスナーがついてます.やっぱりファスナーじゃないと寒いです.ボタンだけだとすきまからビュー!来ますからね.

 →のように下からもファスナーが開いてバイクに乗りやすい!って,OTでいわれたんだけど,そんなことは大概のジャケットでできるんじゃ....Σ( ̄口 ̄; 

 ファスナーはこのジャケット用にオリジナルをつくったそうです.YKK製.

 裾も,ちょっと写真じゃわからないんですが,紐で絞れるようになってます.だけど,内側にさらにゴム編みのすそが付いてるってわけじゃないです.紐だけで絞って,どこまで冬に生きていけるかが争点ですね.


■BELLってなにかな■

 OTのサイトによるとこのジャケットはBELLというヘルメットメーカーが70年代に作ってたモーターサイクルジャケットを参考にしているそうです.そういえば,このタグが"Bodies"となってますが,これがなんとなくBellに似てるような,似てないような,そんなことどうでもいいような...

 BELLのサイトを見てみると,今はもうヘルメットしか作っていないようです.また,ヘルメット自体もこのジャケットと同じ70年代のものの方が人気があったようです.

 裏側にはポケットも何もない,あっさりしたつくりです.裏は表とは違ってさらさらの生地です.

 このジャケットは今は確かに暖かいです.でも真価がわかるのは2月.....普通に街歩いても垢抜けはしないけど,かなりかわいらしいし,よいのではないでしょか.

  

LastUpDated 00/11/09 18:46


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