さて膨らまない...... 悩んだ私は元種に全粒粉を加えることにしました。そのほうが発酵力が強くなるらしいです。 その全粒粉入り元種をこねながら、ふと見渡すとそこには 若干やけになったわたしは、実験をしてみることにしました。 ■HBの特長を生かす! どんな実験かというと、まったり一次発酵させ二次発酵は短くてもいいというのが私のプルーン酵母の特徴みたいなので、それを利用したもの。 わたしが持ってるナショナルのSD-BT103の「ドライイーストコース」は、たとえば夜の11時にセットして朝7時半に焼き上がりを設定すると、まずしっかり捏ねるんです。その後焼き上がり時間から逆算した時間まで「ねかし」に入ります。 これはコースが選べて「ソフトコース」だと明け方になるまでなにもしないで、焼きあがり時間から逆算した時間になったところで捏ね始めます。 要するにタイマー機能を使うと捏ねたあと長時間放置してくれるわけです。その間は実質1次発酵タイムです. 参考:ナショナルホームベーカリーでの天然酵母パンの焼き方 夜11時 推定4時 朝7時半 捏ねから発酵までの約5時間が一次発酵時間に充てられるということです。 このホームベーカリーの特長を生かしてパンを焼きたい! ■今回のレシピ レシピはホームベーカリー付属の「パンの本」の「ヨーグルトパン」。 これはドライイースト用のレシピでしかも生地作りコースのパンですが、一度焼いておいしかったので、食パンコース、かつ自家製天然酵母利用でやってみることにしました。 そして、大胆にも「天然酵母コース」じゃなくて「ドライイーストコース」にしました。 天然酵母コースにすると,タイマーセットするとまず「ねかし」がはじまるので,あらかじめコネとかないといけないし,それだと過発酵になる気がしました。 強力粉250g というのがもともとのレシピです。これを自家製天然酵母に換算します。 元種150g(粉75g・水75gに換算) 牛乳は種に水が入ってるので省きました。どうせヨーグルトが入ってるし。 元種、強力粉、全粒粉、ヨーグルトを入れてタイマーセットしました。 ■HBの動き ながめていると、ものすごいよく考えられた動き。自分の手で捏ねるよりはよっぽどうまいです。 この動きの設計をした人は、この動き、このタイミングにどれほどの試行錯誤をしたのだろう....そういう思いで胸が一杯になります。とにかく巧み、見ていて飽きない....。 そして捏ねも佳境に入った頃、バターを投入しました。さらにしばらくして塩を入れました。 30分ぐらいで捏ね終わったらしく「ねかし」に入りました。 ■焼き上がり さて、翌朝..... 目覚ましを7時25分にセットし、7時半の焼き上がりに備えました。 うーーーん、またずっしりもちもちな予感....。 果たして、HBの蓋を開けてみると...そこには普通よりちょっと小さいもののよく膨らんだパンが..... 感動しましたヽ(TДT;)ノ しばらく冷まして荒熱をとりました。 ん?よくわからない味だ....。しょっぱくって酸っぱい....。 この酸っぱさが天然酵母から来てるのか、ヨーグルトからなのかようわからん。 前回と大きさを比較してみました.すごい違いです.膨らんではいる. 下のほうが欠けてるのは夫がつまみぐいをしたからです. しかし,膨らめばいいというものでもない.味も大事 もうちょっと置いたほうがおいしいのだろうか? 次回は_味が課題です。砂糖を入れて、バターを増やしてみたい。ついでにクルミも...。 と,このようなレシピの試行錯誤をするのにいいサイトがありました. COOKPADというところです.今後はこれを使ってやっていきます. |